たった1つのことから始まりました。


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┃1.デモ機貸し出し中止 最終章
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いよいよ最終章です。

6回に渡りこの話題をご報告して来ましたが、この話題はこれが最後です。

ここまで来ると、もう腹も立たなければ幻滅することもありません。

あとは機械的に処理するだけです。

皆さんも飽きたでしょ。私も少しゲンナリ来ています。

個人のお客様、デモ機の貸し出し再開しました。大変お待たせしいたしました。

でも、今回から「同意事項」が加わりましたのでご注意下さい。 

その経緯を簡単にふり返ってみます。

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┃2.たった一つのことから始まりました。
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今回「同意事項」を導入したのには、訳があります。

「同意事項」など入れたくはありませんでしたが入れざるを得ない出来事が
ありました。

既にメルマガやブログで紹介しているのでご存じの方も多いと思いますが、話して
おかなくてはなりません。

2007年1月30日、名古屋在住のある方にデモ機の貸出を行いました。
(「O」さんとして報告してきました)

貸出期間は1週間。

2月の6日には戻っているはずの製品でした。

それなのに...、

返却期間を過ぎても返ってこず、連絡もなく、電話を入れると最初の頃は「返す」という
言葉が返ってくるものの、いっこうに商品が返却されません。

それどころか、

いつの間にか着信拒否までされる始末。

その後、催促メールや郵便まで使って連絡を取ろうと試みましたが、全くもっての
なしのつぶて。

郵便やメールが帰ってこないところを見ると、本人が居なくなったわけではないようです。

そして、最終的に損害賠償請求を執行する旨の内容証明を送り、現在に至っています。

(今に至っても何の連絡もありません。 内容証明を確実に届けた確認は、
郵便局から取っています)

そんなわけで、一時的に個人のお客様へのデモ機の貸出を中止し、その間、個人の
お客様には大変な迷惑がかかってしまったことには、本当に心を痛めています。

今月中に裁判所に訴えを起こすところで一旦この話は終わりにし、個人のお客様への
貸出を再開することに決めました。

しかし、今回の事で、そんな人間が出現している事実を知り、そのまま再開するわけには
いかなくなってしまいました。

やりたくなかったんです。

同意事項にチェックさせるなんて事。

もし、自分が借りる時に、

◎壊したら修理代取るぞ

◎無くしたら、代金請求するぞ

と、最初から言われたら、なんだか物怖じして借りる気が失せるような気がするんです。

それでも貸し出しに踏み切ったのは、

「本当に不安を抱えている方」や、「本気でテストしてみたい方」には

お貸し出ししなければいけないと思ったからです。

デモ機の趣旨の一つ、「お客様の不安の払拭」を曲げるわけにはいきません。



借りるのは簡単です。何しろ“タダ”なんですから。

簡単に貸してくれると、借りたほうは、借りた物の価値を低く評価するという心理があります。

例えば、1万円を拾ったときの心理的価値と、会社を起業して初めて1万円の注文をもらった
時の心理的価値は、同じ1万円でありながら全く違う物になります。

簡単に手に入れられる物の価値を低く評価するという人間の心理ですね。

でも、タダだからといって、その製品の価値がタダだというわけではありません。

この辺りも理解して欲しかったんです。

個人のお客様へのデモ機の貸し出しを再開します。

「本当にテストしたい方」のみ歓迎します。



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