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HDDコピー、HDD試験はHRT ADVANCE




※この製品のモデル型名は「HASA3411A」です。


販売終了いたしました。
ありがとうございました。

SSD対応版はこちら→HRT ADVANCE Type-S


■ パソコンからのリモート操作で分かりやすく表示

ADVANCEはパソコンに接続して操作します。

付属の専用プログラムを使用し、HDDのパフォーマンス測定、ドライブ情報(SMART等)が確認でき、 HDDの読み・書き・比較などの簡易試験とHDDコピーマシンとしての機能(データコピー・比較・消去)を併せ持つ、1台で6役のHDD試験ツールです。

HDDコピーでは、不良セクタを全てスキップしデータの救出を行えるほか、クリッピング機能で、小容量のHDDしか認識出来ない、PCやFCにも対応します。

ADVANCEを1台用意しておけば、HDD周りのほぼ全ての”困った”を解決します。




ADVANCEにできること



ADVANCEの動作は、パソコンにインストールした専用のプログラムで行います。

1度設定してしまえば、次からSTARTボタンの1クリックで、目的の動作が行えます。

また、進歩状況、接続HDDの内容、動作結果などを分かりやすく表示します。

専用プログラムは、約0.8MBとパソコンに負担をかけません。
【専用プログラムメイン画面】

クリックすると拡大します


■ HDDのパフォーマンスをグラフで表示

利用するHDDの内部データ転送速度を分かりやすくグラフ化しました。

最大転送速度や最小転送速度を数値で表し、平均速度を割り出します。

また、そのHDDにどの程度セクタの交代処理(読めないセクタがあり、その代替として書き込まれた箇所を読んでいる)があるかを見ることにより、そのHDDの今後を予測します。

このグラフでからは、このHDDが平均転送速度42.2MBで、高速のHDDではない、ごく平均的な読み込み速度のHDDであることがわかります。
【読み込み速度のグラフ】

クリックすると拡大します

そして、25G前後と、35G前後で交代処理(セクタの代替)が行われています。
現在は2箇所だけですので、それほど問題ではありませんが、今後この交代処理が増えていくと、HDDが破損する恐れがあります。

グラフを見て、交代処理が多いHDDを発見したら、新しいHDDにデータを移しかえることをお奨めします。
【パフォーマンス】

クリックすると拡大します


■ HDDの簡易試験(TEST機能)


テスト機能では、新たに導入するHDDに対し、特定のデータパターンを書き込んだり(Write)読み込んだり(Read)、または比較したり(Compare)するの動作を繰り返し行うことで、導入したHDDに初期不良がないかどうかを判断します。

テストでは、例えば
書き込みだけか、読み込みだけか、または組み合わせるか
プラッタ(円盤状の磁気ディスク)の試験範囲は、内側からか外側からか、または全部か
書き込むデータパターンはADVANCE搭載のデータパターンかそれとも自分で決めるか

などなど、様々な組み合わせでの設定が可能です。
【テストモード設定画面】

クリックすると拡大します
加えて、テストに費やす時間や、テストにパスした回数などの設定も、使用者が決められるようになっています。

結果はプログラムメイン画面に表示され、「NG」の場合、NG下にエラーコードが表示されます。

エラーコードにマウスのポインターを合わせると、そのエラーの内容を表示しますので、エラー内容を目で確認することができます。
【プログラムメイン画面でNGとOKの表示】

クリックすると拡大します
テスト機能を使って簡易試験を行うことで、HDDを安心して導入できます。
また、HDDの提供側なら、試験にパスしたことで、お客様に自信を持ってHDDを提供できます。
SMART診断機能と組み合わせることにより、さらに信頼性が高まります。



■ HDDのドライブ情報とSMART情報(HDD info)


これから使用しようとするHDDまたは現在使用中のHDDのモデル名やシリアルNo、正確なHDD容量やファームウェアなどをいつでも直ぐに確認することができます。(数十秒)

また、そのHDDのSMART情報も表示でき、特定のSMART情報(SMART ID)は利用者が判定値を入力することで、利用者の基準に合ったHDDを確認できます。









判定基準を上回る項目を発見すると、項目の色を変化させて表示します。
【ドライブ情報とSMART情報】


【エラーが発生している項目表示】

それぞれクリックすると拡大します↑


■ HDDコピー機能

ADVANCEをHDDコピーマシンとして使用すると、1:3の同時高速コピーが可能になります。

コピーモードは3つ。
ファイルコピー(使用領域のみコピー)     
フルコピー(全領域コピー)
容量指定コピー(指定した容量のみコピー)

どのコピーでも、コピーのみ、コンペア(比較)のみ、コピー&コンペアの3つの動作が設定できます。

また、ADVANCE本体設定で「スキップ機能」に設定すると、不良セクタを全てスキップし、HDD内のデータ救出が行えます。
【コピー設定画面】

クリックすると拡大します

※救出したデータで正常に動作するかどうかは保証の範囲外です

結果と経過はメイン画面で分かりやすく表示します。

((クリッピング機能))
古いシステムが現役で稼動しているような環境のPCやFCパソコンで動作している小容量HDDをコピーする際に使う機能です。小容量HDDが動作しているPCやFCパソコンは、大容量HDD接続の想定をしていないため(BIOSレベルで)大容量HDDそのものの認識ができません。(小容量HDDも手に入りにくくなりました。)

クリッピング機能を使うと、大容量HDDであっても小容量HDDとして認識し、現行のPC及びFCで使用できるようになります。

ADVANCE本体設定では、不良セクタスキップのほか、コピーやテストで、各項目ごとに詳細な設定ができます。

ブザーのON/OFF。
HDDエラー時に全ての処理を中断するか、エラーHDD以外の処理を継続させるか、など。
コピーやテスト前にSMART情報を読み取りチェックするか、後にチェックを行うか、または前後でチェックするか。
(前後でチェックすると、処理前に読めていた箇所が読めなくなっているなどが検出できます。)
SMARTの特定項目に独自の判定値を設定する。
【ADVANCE本体設定画面】

クリックすると拡大します


■ HDDデータ消去(ERASE)

HDD内部のデータは、再フォーマットをかけても、F diskをかけても、HDD内部に存在することは今や常識になりつつあります。

安易な消去処理を行うと、通常のパソコンから読み込むことはできなくなりますが、特殊なソフトウェアや装置を使うとおもしろいように復元できてしまうのはご存じでしょうか。

ADVANCEは3つの消去モードを用意することで、大切なデータの外部漏洩を防ぎます。
  1. 【ALL 00h】
    HDD全領域に00hを書き込み、データ消去を行います。

  2. 【NSA -Standard】 NSA標準方式
    乱数書き込みを2回、0書き込みを1回の合計3回の書 き込みで、データ消去を行います。

  3. 【NSA-Old】 NSA旧方式
    FFh→00h→FFh→00hを全域に合計4回書き込みで   データ消去を行います。
消去台数は同時に3台です。

ターゲットに接続したHDDのみを消去し、マスター側に接続したHDDは消去の対象となりません。

誤ってマスターを消去しないよう、親切に設計されています。

また、消去証明書を発行できます。

消去詳細設定画面に、消去する会社名や担当者など必要事項を記入しておくと、消去終了後に消去証明書発行画面が自動的に立ち上がります。
【消去設定画面】

クリックすると拡大します

【消去証明書発行画面】

クリックすると拡大します


■ HDDのスケジュール機能(1クリックで3つの動作)

HDDのチェック(TEST)が終わったら、HDD内部データを完全に消去(ERASE)して、その上でコピーを行う。

それぞれ一つ一つの作業を個別に行っていたら、大変な労力と時間がかかります。

ADVANCEは、3つの作業を1クリックで行う「スケジュール機能」を搭載しました。

スケジュール機能を設定することで、それぞれ個別に行っていたTESTやERASE、コピー作業を1クリックで行うことが出来ます。

スケジュールの順番は利用者がクリップボードにチェックを入れるだけで設定できます。
【スケジュール設定画面】

クリックすると拡大します

■どんな順序にでも変更できます。(Noneは何もやりません。)



■ HDDの動作記録を自動的にログファイル化

ADVANCEは動作履歴をドライブごとに、それぞれ自動的にログファイル化して、パソコンに記録します。
いつどこでどんな作業をどのHDDに対して行ったのか、HDDの情報と共に詳細な動作記録を作成し、保存します。

”my documents”に自動的にLOGファイルを作成



【ドライブ名、シリアル番号のディレクトリ及びパフォーマンス】



【実行履歴】



■ 各部位の名称と働き

【ADVANCE 前面】
ADVANCE 前面

@状態LED:ハードディスクの現在の状態を示します。
APOWER LED:電源ONの時に点灯します。


【ADVANCE 背面】

ADVANCE 背面

@電源および電源スイッチ:電源ケーブルを接続し、スイッチで電源を投入します。
AFAN用ポート:オプションのFAN接続ポートです(現在は使用しません)。
BTG1〜3ポート:ターゲット(コピー先)ハードディスク接続ポートです。HDDパフォーマンス測定。
CMSTポート:マスター(コピー元)ハードディスク接続ポートです。HDDパフォーマンス測定。


【ADVANCE 側面】

ADVANCE 側面

@LANポート:PCとの接続ポートです。HUB経由でLANの接続も可能です。
A追加I/Oポート:追加のI/O制御に使用します(通常は使用しません)。


■ オプションでIDE→SATA/SATA→IDE/IDE→IDE

ADVANCEはSATAポートを標準装備しています。IDEのHDDを試験及びコピーする場合はIDE変換アダプタを使います。

IDE変換アダプタは、3.5インチ、2.5インチの両方用意していますので、用途に合わせてお選び下さい。
IDE変換アダプタを使用すると、「SATA」→「IDE」×複数、「IDE」→「SATA」×複数とクロスの複数同時コピーが可能になって、IDEどうしの試験及びコピーも可能です。

※ IDE変換アダプタには、ADVANCE本体接続用ケーブルが付属しています。


SATA−IDE3.5インチ変換アダプタ
HBIDE3501
SATA−IDE2.5インチ変換アダプタ
HBIDE2501
標準価格 9,936円(税込)
販売価格 9,439円(税込)
標準価格 7,992円(税込)
販売価格 7,592円(税込)





販売終了いたしました。
ありがとうございました。



■HRT ADVANCE仕様

製品名/型名 HRT ADVANCE/HASA3411A
対応インターフェース Serial ATA2(3Gbps/1.5Gbps)
Pararell ATA(IDE) 3.5inch/2.5inch (オプション)
ドライブ数 マスター1台、ターゲット3台
対応フォーマット FAT32、NTFS、Linux
コピー可能容量 〜2T(テラ)byte
動作機能
【リモート操作機能】
PCと直結またはLAN経由でPCから全操作可能
【データコピー】
フルコピー/容量指定コピー/ファイルコピーの3種類のコピー方式をサポート
コピー&データ比較
【データ消去】
NSA/旧NSA/NCSC規格による消去
ALLゼロデータによる上書き
消去証明書発行
【簡易試験】
リード/ライト/データ比較の組み合わせが可能
全面または指定範囲の試験
データパターン指定
シークモード指定
【簡易スケジュール機能】
1クリックで自動的に3つの作業
【SMART診断】
【HDDパフォーマンス測定】
指定したモードでの動作性能をグラフ表示(HDDの状態確認)
【各種ログ保存機能】
自動ログをPC内に保存
HDD用電源 5V(2A)、12V(3A)をHDD単位で供給
外部インターフェース 拡張I/O
LAN 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
オプション SATA(IDE) 3.5インチ、2.5インチ変換アダプタ
付属品 ACケーブルx1、接地付2Pアダプタx1、SATAケーブルx4、HDD電源中継ケーブルx4、HDDクッション(大)x1、HDDクッション(小)x1、交換用ヒューズx2、LANケーブルx1、インストールCDx1
入力電源 AC100V 50Hz/60Hz
サイズ(本体のみ) 幅363x奥行253x高さ68mm
重量 約3kg
※上記仕様は予告なく変更することがあります。



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【製造元】
株式会社広田製作所
〒382-0005 長野県須坂市松川林間工業団地内
TEL:026-248-0800 FAX:026-246-1474


【発売元】

株式会社スペクトル TEL:03-3418-2201


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