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株式会社スペクトル

HDDコピーはHRT BASIC。3台同時にHDDを高速にコピーします。

忘れないように→



※この製品モデルの型名は<HBSA3401A>です



1Gbyte14秒の高速コピーを実現しました。


お待たせしました。HDDコピー機に複数台同時・高速コピー機登場!

※バージョンアップ情報はこちら。(2008.12.10)



■ コピー機能

例えば200GのHDDを何台もコピーしなければならない仕事があった場合、200Gを丸々コピーしていたら、いくらコピー機が本人に代わってやってくれるとしても、いつ終わるとも見当がつきません。
日が暮れるどころか、月が明けてしまいます。納期だってありますよね。

そこで活躍するのが、HRT BASIC(以下、BASIC)のファイルコピー機能

実際には200GのHDD内で、使用している容量が実は10Gくらいだという話しをよく耳にします。
200Gめいっぱいコピーしようとすると、高速のHDDであっても「40分前後」かかりますが、それが「10G」なら「3分」でおしまいになります。

この時間の差は極めて大きなものになります。なぜなら40分の作業が3分で終わるのですから。

そしてBASICは、この作業が一度に3台できるので、さらに作業効率が高くなります。

しかも、使用していないその他の領域も全て認識可能で、200Gは200Gとして使用することができるのです。

そう、HDDコピー機はこれができるんです。これをパソコンでやろうと思う人はまずいないでしょう。
以下に、BASICのコピーモードをご紹介します。





マスターHDDの使用しているファイルのみのコピーを行います。

コピーした使用領域以外の未使用領域も認識し、全ての領域は使用可能となります。

こんな時も安心です。
ファイルコピーをした場合、HDD内にパーティションがあり、実はそこには何も書かれていないといった場合。

ご心配なく。

ファイルコピーは何も書かれていないパーティションも再現されます。もちろんその領域の使用は可能です。

ファイルコピーは、使用しているファイルが少なければ少ないほど効果を発揮し、極端なコピー時間の短縮がはかれます。

※ファイルコピーはFAT32、NTFS、Linuxをサポートしています。

 



マスターHDDの使用容量が予め分かっているときは、コピー時間を短縮するために、コピー容量を指定してコピーします。

例えば40G HDDのうち使用容量が20Gの場合、20Gと容量を指定してコピーします。

残りの20Gも認識しますので、40G全て使用可能です。










そのものズバリのフルコピーです。使用、未使用に関わらす、全ての領域をコピーします。

0S、フォーマットに依存しませんので、Windows各種、Linux、Macなど、全ての0Sのコピーが可能です。











BASICは、マスターHDDに書かれているデータのみをコピーするファイルコピー(File Copy)、マスターHDDの指定した容量のみをコピーする容量指定コピー(Capacity Copy)、そして、マスターHDDの全ての領域をコピーする物理コピー(Physical Copy)と3つのコピーモードでコピー作業をサポートします。
※コピーが正常終了しても、SMART情報でボーダーライン以下になっているHDDはNG、エラーと表示されます。

コピー作業の流れはこちらをクリックしてください


■ SATA標準の3台同時コピー

BASICは、シリアルATA(以下、SATA)ポートを標準に装備し、1台のSATA HDDのデータを3台のSATA HDDに同時にコピーすることが可能です。IDE HDD(3.5、2.5インチ)は、変換アダプタを使用することで、同じように3台同時にコピーできます。

また、IDE変換アダプタを使えば、「SATA」→「IDE」×複数、「IDE」→「SATA」×複数と、クロスの複数同時コピーが可能になって、短時間で高速にコピーできます。
※IDE変換アダプタは下方に表示しています。

コピー速度は14秒/1Gbyte(高速HDD使用時)です。

さらに、【COPY】【COMPARE(比較)】【ERASE(消去)】に加え、【SMART】【TEST】とメニューを追加することにより、多彩なHDDコピー環境を実現しました。



■ コピー速度の目安


BASICは、1Gbyteを14秒の高速でコピーできますが、ご利用のHDDによって速度も変化します。

1Gbyte14秒は現在最も高速のHDDを使用した実値で、一般的なHDDでは、1Gbyte20秒前後、遅いHDDでも約30秒前後と、それでも高速にコピーします。

コピー時間が2倍に増えても、3台のHDDのコピーなら、脱着のためにコピー機へ移動する手間は1/3回です。

手間と速度、どちらをとっても効率よく作業ができます。

 

■ 拡大コピーは可能か

これまでは同容量HDDを対象にしたコピーの話でしたが、大容量のHDDにコピーしたい場合はどうすればいいでしょうか?

残念ながらHRT BASIC自体には大容量への拡大コピー機能はありません。

でも、物理コピー、容量指定コピー、ファイルコピー、全てのコピーモードで大容量HDDへのコピーは可能です。

ただし、これらで大容量HDDへコピーした場合、ターゲットHDDは、マスターHDDの容量と同容量、つまり、拡大されていない状態になっています。

この場合、市販のパーティション編集ソフトで、残りの領域を拡大することで、大容量HDDの全ての領域が使用できるようになります。


複数の同容量HDDへの、同じデータの拡大コピーを行いたい場合は、パーティション編集ソフトで拡大したHDDをマスターとして、ターゲット3台に同時にコピーを行って下さい。


■ HDD内部データを完全消去 3台同時消去

HDD内部のデータは、再フォーマットをかけても、F diskをかけても、HDD内部に存在することは今や常識になりつつあります。

安易な消去処理を行うと、通常のパソコンから読み込むことはできなくなりますが、特殊なソフトウェアや装置を使うとおもしろいように復元できてしまうのはご存じでしょうか。

HRT BASICは3つの消去モードを用意することで、大切なデータの外部漏洩を防ぎます。



1.【ALL 00h】 ・・・・・ HDD全領域に00hを書き込み、データ消去を行います。
2.【NSA-Standard】 ・・・・・ NSA標準方式(乱数書き込みを2回、0書き込みを1回の合計3回の
書き込み)で、データ消去を行います。
3.【NSA-Old】 ・・・・・ NSA旧方式(FFh→00h→FFh→00hを全域に合計4回書き込む)で
データ消去を行います。

安心してHDDを廃棄、再利用できます。

消去台数は同時に3台です。
ターゲットに接続したHDDのみを消去し、マスター側に接続したHDDは消去の対象となりません。
誤ってマスターを消去しないよう、親切に設計されています。


NSAとはアメリカの国家安全保障局で、海外の情報通信の収集と分析を主な任務としている。アメリカ中央情報局(CIA)がヒューミント(human intelligence)といわれる、人を使った諜報活動を展開するのに対して、NSAはシギント(signal intelligence)といわれ、電子機器を使った情報収集活動とその分析、集積、報告を担当する。

そのNSAが採用するデータ消去方式を搭載しています。

■ 各部位の名称と働き

【BASIC フロント】


@表示パネル:各機能の設定や動作状況を表示します。
A状態LED:ハードディスクの現在の状態を示します。
B操作ボタン:各機能の操作や設定を行います。
CSELECTボタン:各機能や動作の選択を行います。
DENTERボタン:各機能や動作の決定を行います


【BASIC 背面】



@電源および電源スイッチ:電源ケーブルを接続し、スイッチで電源を投入します。
AFAN用ポート:オプションのFAN接続ポートです(現在は使用しません)。
BTG1〜3ポート:ターゲット(コピー先)ハードディスク接続ポートです。
CMSTポート:マスター(コピー元)ハードディスク接続ポートです。


【BASIC 左側面】



@LANポート:ファームウエアのバージョンアップ用LANポートです(通常は使用しません)。
A追加I/Oポート:追加のI/O制御に使用します(通常は使用しません)。


■ SMART(スマート)機能でHDDの未来を予測

あまり耳慣れない言葉です「SMART」。初めて目にする方のために少しご説明します。

SMARTとは「Self Monitoring Analysis and Reporting Technology」の頭文字を取ったもので、Self Monitoring(セルフモニタリング)、それはHDDそのものの自己診断機能です。
HDDの「動作履歴」と言い換えてもいいでしょう。

この領域はHDD内に存在し、HDDが動作し始めてから現在までの動作履歴が記録されます。

この履歴には、49種類の検査項目の中からメーカー各社で項目を設定し、その中にはドライブの「起動回数」や「不良セクタの数」、「電源投入時間の積算」、「不良セクタの代替処理発生回数」、「再試行した回数」などなど様々な情報が記録されています。

BASICの「SMART機能」は、このHDD内に保存されたSMART情報(履歴)を読むことで、利用しようとしているHDDが、現在どんな状態なのかを確認します。

SMARTの各検査項目には、「現在値」、「閾(しきい)値」、「過去の最悪値」が記録されています。

「閾(しきい)値」とは、規定値、ボーダーラインのようなものです。
これは各HDDメーカーが設定しますが、BASICは、この「閾値」を読みとって、SMART領域に記録されている「現在値」や「過去の最低値」が、このラインを上回るか、下回るかで、利用するHDDの未来を予測します。

コピーが正常に終了しても、SMARTでNGなら、そのHDDは危険!エラーで表示されます。

例えば、ターゲット2に何らかの不具合が発見されると、右図のように「TG2−NG」と表示され、操作ボタンでNG情報を表示させると、詳細をエラーコードで表示します。

 

例:ターゲット2がエラーの時、動作パネルでは上の様に表示されます。



■ TEST機能でHDDの簡易試験が可能

テスト機能では、新たに導入するHDDに対し、特定のデータパターンを書き込んだり(Write)読み込んだり(Read)、または比較したり(Compare)と、それぞれ単独に、あるいは組み合わせて繰り返し行うことで、導入したHDDに初期不良がないかどうかを判断します。

テストでは、例えば
●書き込みだけか、読み込みだけか、または組み合わせるか
●プラッタ(円盤状の磁気ディスク)の試験範囲は、内側からか外側からか、または全部か
●書き込むデータパターンはHRT BASIC搭載のデータパターンかそれとも自分で決めるか

などなど、様々な組み合わせでの設定が可能です。

加えて、テストに費やす時間や、テストにパスした回数などの設定も、使用者が決められるようになっています。

テスト機能を使って簡易試験を行うことで、HDDを安心して導入することができます。また、HDDの提供側なら、試験にパスしたことで、お客様に自信を持ってHDDを提供できます。

※ この時、SMART機能と組み合わせること、より信頼度が高まります。



■ オプションでIDE→SATA/SATA→IDE/IDE→IDE

BASICはSATAポートを標準装備しています。IDEのHDDをコピーする場合はIDE変換アダプタを使います。

IDE変換アダプタは、3.5インチ、2.5インチの両方用意していますので、用途に合わせてお選び下さい。
IDE変換アダプタを使用すると、「SATA」→「IDE」×複数、「IDE」→「SATA」×複数とクロスの複数同時コピーが可能になって、IDEどうしのコピーも可能です。

※ IDE変換アダプタには、BASIC本体接続用ケーブルが付属しています。


SATA−IDE3.5インチ変換アダプタ
HBIDE3501
SATA−IDE2.5インチ変換アダプタ
HBIDE2501
標準価格 9,660円(税込)
販売価格 9,177円(税込)
標準価格 7,770円(税込)
販売価格 7,382円(税込)
※ この時、SMART機能と組み合わせることにより信頼度が高まります。




HDDのバックアップ、複数のHDDへのインストール作業など、忙しいあなたを見えないところからサポートします。

コピー、コンペア(比較)、データ消去、SMART自己診断、簡易テスト。

5つの機能を搭載して、お求めやすく新登場です。



標準価格:321,840円(税込)
販売価格:305,748円(税込)


■HRT BASIC仕様

製品名/型名 1:3HDD高速コピー機 HRT BASIC/HBSA3401A
機能 HDDデータコピー(比較)、消去、障害予測、簡易TEST
接続ポート シリアルATA-2×4(マスター×1、ターゲット×3)
対応HDD SATA、IDE(2.5および3.5インチ)※IDE変換アダプタ使用時
IDEはATA Ver.4から対応
対応OS 物理コピー、容量指定コピー:Windows各種、Linux、Mac・・・OSに依存せず
ファイルコピー:FAT32、NTFS、Linux(ただし、ダイナミックディスクはは物理コピーで対応)
サイズ
(W×D×H)
重量
363mm×253mm×68mm
3kg
電源 AC100V 50Hz/60Hz
消費電力 アイドリング時20W、コピー動作時66W
動作環境 温度:10〜40℃ (結露なきこと)
付属品 ACケーブル×1、SATAケーブル×4、HDD電源ケーブル×4、HDDクッション(大)×1、
HDDクッション(小)×1、交換用ヒューズ×2、アース用ネジ×1、取扱説明書×1



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【製造元】
株式会社広田製作所
〒382-0005 長野県須坂市松川林間工業団地内
TEL:026-248-0800 FAX:026-246-1474


【発売元】

株式会社スペクトル TEL:03-3418-2201


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