 モニタ・マウス・キーボード ＬＡＮケーブル（ＣＡＴ−５）一括延長ユニット ＬＲ３２２−００(LR321-00)は１台のパソコンの、モニタ・マウス・キーボードをＬＡＮケーブル１本で１５０ｍまで分配延長できるユニットです。 原則的にはＰＣ側のモニタ・マウス・キーボードと、延長した先のモニタ・マウス・キーボードで同様に１台のＰＣの画面を２カ所のモニタで表示（共有）し、延長元、延長先お互いのモニタ・マウス・キーボードで、そのＰＣを操作するという機器です。 文章で説明すると、やっぱり堅くなってわかりにくいですね。接続図をみればすぐに分かります。
と、この様な機器です。 私たちメーカーや販売者は、製品の機能以外での使い道を考えることはまずしません。 「この製品は、こういう目的で作られた、こういう機能のもの」「だからこういう使い方をするべき」の思考から離れられないわけです。 また、想定外の使い方はほとんど想像もしません。 メーカーとしても、正しい使い方（正規の使い方）以外は保証の限りではないわけです。 当然といえば当然なのですが、お客様の現場では、メーカー想定外の使い方の方が、むしろ必要になってくる場合が多々出現します。 この時のお客様は二者択一を迫られます。どうするの？？と。 一つは、あきらめてもう一度他の方法を考え、新しく現場の構成にあった商品を探すか特注する。  一つは、今ある製品（または、すぐ手に入る製品）や既製の品で、何とか現場の要望を実現させる。  もちろん、慎重に現場と”にらめっこ”ということになりますが、乱暴な選択をしてニッチモサッチモ行かなくなる場合は除いて、お客様は後者を取るケースが多いということが分かります。それは私たちユニット製品を継続してお使い頂いてる事で理解できます。（喜んでいいことですよね？） 当然、予算や納期、工期も大きく関係してきます。予算が潤沢で納期に十分な余裕があれば、あらゆる手だてを検討することも出来るでしょうが、私の浅い経験で知る限り、そんな話は○×公団との「お話し合い（漢字２文字で）」でもらう仕事以外、聞いたことがありません。大抵は、予算・納期・工期はギリギリというところでしょうか。これも私たちの製品が使われていることで分かります。（やっぱり喜んでいいことですよね・・・少し複雑な心境になってきました・・）
メーカー保証対象外も何のその、自らの責任において現場の要望を見事実現させています。私たちが発想もしなかった接続をその現場の要求に合わせて柔軟に展開させるわけです。 しかも問題なく動作させて。「さすが」の一言につきます。 そういったお客様（チャレンジャー）の情報から、ＬＲ３２２−００(LR321-00)でこんな接続が出来ることが確認されました。 実際教えていただき、社内テストでも確認しております。
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